群馬県内を中心に提案型給食サービスを高齢者施設や大学の寮、工事現場の宿舎などに提供しています。毎月15万食以上を伊勢崎市にある自社のセントラルキッチンで調理し、毎食作りたてを配送しています。

　献立は管理栄養士を中心に調理人や各施設の営業担当者など、さまざまな人の意見を取り入れて決定しています。各施設から味や量、メニューなどの要望を記入した検食簿を提出していただき、今後の献立やサービスに反映するように努めています。当社は「365日おいしい食事」をコンセプトに、毎日食べても飽きない家庭の味を提供することに力を注いでいます。味付けは画一的にならないよう、それぞれの調理人の個性を生かしています。

　おいしい食事を提供するためには手間を惜しみません。ケーキやパンはパティシエがセントラルキッチンで焼いており、本格的な味に仕上げています。麺類は専門業者に委託し、こしのある流水麺を提供しています。高齢者にも食べやすいと好評です。社員が試食し、8割以上がおいしいと感じたものだけをお客様にお届けしています。

　コロナ第8波では提供先の施設で感染者が増えたため、使い捨て容器を使った弁当に切り替えました。急な対応で自ら調理に携わる機会が多くなり、社員の苦労や現場の改善点に気づくことができました。調理工程の合理化を進めて社員の負担を減らし、笑顔で働きやすい環境を整えます。そして、お客さまにおいしい食事を提供するため努力を続けてまいります。